藤田医科大学 名誉教授
片田 和廣
1972年大阪医科大学卒.1974年より名古屋保健衛生大学(現藤田医科大学)昭和50年に国産CT第1号機(日立CT-H250)の開発に係わる.神経放射線学を専門とし,1987年には,MR hydrographyの先駆けとなるMRI脳表撮像法(SAS法)を考案.同年より東芝と共同でヘリカルスキャンの開発を開始し,1990年に実用化,これによる日経BP技術賞(1992年),通商産業大臣賞(1993年)を受ける.その後,1993年にはリアルタイムCT(CT透視)を世界ではじめて開発した.2007年にNEDOの助成を受け東芝メディカルと共同で世界初の320列面検出器CTを開発.現在,藤田医科大学名誉教授.